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診療室にきた赤ずきん―物語療法の世界 (新潮文庫)
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| 商品カテゴリ: | 医学,薬学,医療,看護,介護
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| セールスランク: | 74203 位
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自分の悩みを物語りに例えてみる?
精神科の先生が、患者さんの悩みをおとぎ話に例えて治療する話し。
例えば「赤ずきん」「一寸法師」「3年寝太郎」「鶴の恩返し」など
面白い先生だなー♪なんて思いました。
人はみんな自分の物語を持っていて、子供の頃に感銘をうけた物語を思い出してみると良いみたいです。
私は「不思議の国のアリス」とか「オズの魔法使い」が好きだったな?
当てはまるのかな?どうだろう?
心に残ります
よく知られた童話を引用し精神病患者を治療するというお話。
有名な童話が引用されているのでわれわれ読者の心にも強いメッセージが残ります。
子への深い親の愛がテーマの『ねむりひめ』、他人との葛藤がテーマの『ぐるんぱのようちえん』、愛の原義に触れた『おおかみと七ひきのこやぎ』。。。
通俗的心理学書の危険性
おもしろい本であることは確かです。
ただ、半ひきこもり状態の知人が「三年寝太郎」等のくだりを引用して
自分の無為を合理化する言い訳に使っているのをみると、
なんだかなあ、という気持ちになります。
これは通俗的な心理学書一般に言えることですが、
エンターテイメントとして以上に過度な
「学問的」期待はしない方がいいと思います。
物語としては面白い
精神科外来に来た患者さんとの面接において、童話を用いて病状や病気の誘因を説明してあげることによって治療を図る医師の症例集です。ひとつの物語としてこの本を読んだ場合、非常に興味深いし面白いと思います。みんなそれぞれに自分の物語があるなんて素敵な話です。数多くの童話を仕事のために仕込んでいる筆者の努力にも拍手です。しかし、医学生の目から精神科の臨床風景を書いた本として読むと不満が残ります。童話の解釈に主観が混じりすぎているし、場合によっては患者が筆者の考えに誘導されてしまう可能性もあるはずだからです。もちろん、一般読者向けに実際の診療の泥臭いところを除いた部分を集めて書いているのでしょうけど。今度は、失敗して痛い目にあった例も執筆してもらえると、現実の医療が伝わっていいと思います。
ちょっともどかしい
新潮文庫の100冊選定の本です。
ブックリストを見て興味を持って買って読んでみました。
著者は精神科医なので、患者に向かっていく(面接、と表現)姿勢やスタンスなどについても触れてあり、その説明が慎重で私としては好感が持てました。
読み物としては興味深く読み進めることができる類の本ではないだろうかと思います。
ただ、なぞらえる物語と実際の症例とが「ぴたりと合う」瞬間の緊張感とか、胸騒ぎみたいなものをもう少し感じてみたかったな、と思いました。
ノンフィクションの、しかもああいう内容のエッセイにドラマティック要素を期待するのはいささか不謹慎かな?
新潮社
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